今回5人のリーダー達にインタビューして感じたことは、自分のキャリアのなかでチャレンジを通じて達成したことについて、自信をもって表現できる人でした。
特に、
① 自分のキャリアを主導的に作り上げていること
② 知的好奇心が旺盛であること
③ リスクを恐れないチャレンジ精神があること
など、ワクワク感を大事にしながら、新しい学びや経験の機会を模索していた結果、関心があることが専門性につながっている点や、また、仕事内容や雇用条件の前例にとらわれず、やりたいことがあれば果敢にチャレンジしている点が浮かび上がってきました。
年代による差もあるかもしれませんが、40代後半から50代の面談者の方々とお会いすると、役職定年や定年退職まで会社の設定した道筋を進んできた方が多く、主体的に何かにチャレンジしたと話せる方は少ないなと感じています。
一方、失敗を恐れず主体的に自身のキャリアを切り開いてきたリーダー達は、会社や働き方、自分の退職の時期まで自分で考え、選択していくことができます。いわば、自分が人生の主人公となり、自分のキャリアを自由に設計していけるのです。
私は、そのように人生の主人公となっていけるリーダー達をこれからも応援していきたいと思っています。
德田 治子 氏
本誌編集委員
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